先日、NTTドコモの通信障害が発生しました。
スピードを重視する現代では「携帯が使えないと仕事にならない」とのクレームは不思議なものではありません。
一方で「~がないと仕事にならない」という事実は、例えば「携帯回線」「メール・ネット回線」など、特定の資源への依存度が高いことを表しています。つまり、仮に商品はあっても、依存している資源が障害された途端、順調だった仕事も急に立ち行かなくなってしまうかもしれないということです。
東日本震災では、震災後も交通麻痺は頻発し「時間通りオフィスで仕事をし、家に帰る」ことすらままならない事態が発生しました。これは極端な例といえるでしょうか?
企業によってはこうしたリスク回避や計画停電、節電要請への対策も兼ねて外部から社内のPCデータにアクセスできるUSBキーの採用や本社機能の分割、オフィス以外の拠点を利用して仕事を行うテレワークなど導入を進めているところも増えているようです。
更に、非常時には肩書を問わず個々人のスピーディーで正しい判断が必要となる場合があります。
平素から、不測の事態にも冷静になってメンバーをまとめ、対処できるリーダーシップ能力を高めることは重要です。
簡単な非常時のシミュレーション、思考トレーニングには「もしこんなことが起きたら・・・」というブレインストーミングを毎回、会議のウォーミングアップで行うのも一つです。後に続くコミュニケーションを活発にするだけでなく、各人の発想・思考の特徴を知ることは非常時にも仕事でも役立ちます。
折に触れて、こうした障害が起きた際に何がボトルネックになるか、どんな方法があるか、どう切り抜けるか、定期的に話し合いを持たれてはいかがでしょうか。
NPO法人キャリアインディペンデンス 広報企画担当