薬は治療のためにある

東京でインフルエンザが流行しはじめたようです。
インフルエンザでは症状が出てウィルスが最大量になる前の<48時間以内>に抗インフルエンザ薬を使用することが効果を奏すと言われています。

薬の服用に注意が必要なのは人体そのものに影響を及ぼすためですが、「くすりの適正使用協議会」が行った調査で、処方薬に関する不安を感じたことがある人は47%、副作用についても42%の人が気にしている(「どちらともいえない」も加えると64%)のに、医師が処方した薬をもらうときに薬の効き目や副作用などについて尋ねたことがある人は31%、余った処方薬について「次の診察で伝えるべき」と考えている人は27%に過ぎません。

もらった薬を実は飲んでいないことを医師に内緒にする人は周りにいませんか?自己流で服薬、断薬していませんか?
医師から処方されている薬を指示通りに使わない理由として、同調査では「もう治ったと思うから」(指示通り服薬しない人の40%)「飲み忘れ・飲みきれない」(同20%・20%)「副作用がつらい」(同15%)と回答しています。
医療の現場でも、医師の姿が見えないところで「薬に頼りたくない」「薬を飲んでから調子が悪い」「お金がかかるので薬をやめたい」そんなつぶやきを聞くことがあります。

医師は治療のために投薬をしています。薬が効いた・効かなかった、副作用がつらい、それも貴重な情報です。効きすぎるので量を変えられないか?飲む時間を変更できるか?ジェネリックにできないか?気になったことを質問・相談してみてはいかがでしょうか。
治療に必要な医師とのコミュニケーションに遠慮をしていませんか?

くすりの適正使用協議会:20~60代の患者さん・一般生活者1,500名に聞いた「医療・医薬品に関する意識調査」
http://www.rad-ar.or.jp/03/06_bunken/pdf/ishikichyosa2010final.pdf

くすりの適正使用協議会:あなたができる処置~軽い副作用に対処するヒント~
http://www.rad-ar.or.jp/02/05_tebiki/get_most/tips.html#tips

NPO法人キャリアインディペンデンス 広報企画担当